資格の内容

浄化槽の保守点検が業務であり、きわめて日常生活に密着した部分で、
環境保全に一役かっている。
浄化槽管理士になるには、(財)日本環境整備教育センターの実施する、
①浄化槽管理士国家試験に合格する、②浄化槽管理士講習を受講して
修了考査に合格する、の2つの方法がある。

受験資格

浄化槽管理士国家試験、浄化槽管理士講習ともに、誰でも受験できる。

試験内容

試験科目、講習科目は共通。講習の場合は、最終日に修了考査が行われる。
①浄化槽概論 
生活環境の保全、汚水処理に関する基礎知識、汚水処理の基本的考え方
②浄化槽行政
概論、浄化槽法・関係法規
③浄化槽の構造および機能
計画と設計の考え方、構造基準、付加装置
④浄化槽工事概論
概論・図面の見方、施工状況の把握
⑤浄化槽の点検、調整および修理
衛生・安全対策、衛生害虫および不快害虫対策・臭気対策・騒音対策、
付帯設備の修理、保守点検実施上の注意事項
⑥水質管理
試験方法とその意義、処理水質の評価
⑦浄化槽の清掃概論
衛生上の基準・作業手順と注意点

資格の受験日

【試験】10月中旬
【講習】年6回以上

申込期間

【試験】7月上旬~下旬
【講習】年によって異なる

資格の受験費用

【試験】20,200円  
【講習】129,700円(受講一部免除の場合:120,200円)