資格の内容

浄化槽設備士とは、浄化槽などに関する知識などを有するかどうか
を試すための資格試験で、国家資格とされています。
浄化槽設備工事を行う業者は、法律によって、浄化槽設備士の資格を
もつ者を配置することが義務づけられている。

受験資格

【浄化槽設備士試験】次の①~③のいずれかに該当する者
①学歴によって定められた実務経験年数をもつ者
②1級または2級管工事施工管理技術検定に合格した者
③職業能力開発促進法による技能検定の1級または2級配管(建築配管作業)
に合格した者
【浄化槽設備士講習】
1級または2級管工事施工管理技士の資格をもつ者

試験内容

【浄化槽設備士試験】
〔学科〕
①機械工学、衛生工学など(浄化槽工事を行うために必要な機械工学、
衛工学、電気工学、建築学に関する知識)
②汚水処理法など(汚水の処理方法に関する知識)
③施工管理法(浄化槽工事の施工計画の作成方法、工程管理、品質管理、
安全管理)
④法規(浄化槽工事に必要な法令知識)
〔実地〕
施工管理法(施工図作成などを適切に行える応用能力)
【浄化槽設備士講習】
5日間、37時間(最終日に効果評定を行う)
①浄化槽概論  ②法規  ③浄化槽の構造および機能  
④浄化槽施工管理法 ⑤浄化槽の保守点検および清掃概論

資格の受験日

6月の第1日曜日

申込期間

【試験】4月上旬~中旬
【講習】開講日の約1カ月前~1カ月半前

資格の受験費用

【試験】17,800円
【講習】75,000円(教科目一部免除希望者70,000円)