資格の内容

造園造園の設計図に基づく、造園工事の施工に必要な技術を国が検定し、
合格すると技能士の称号が与えられる。
土地開発で自然の緑は減ったが、木や草花を配した公園や庭園などは増加
している。
造園技能士は、見取図作成から庭木、庭石の選定まで庭づくりのすべてを行う。

受験資格

受検職種の実務経験が必要だが、学歴や職業訓練歴等で期間が異なる。
【3級】
①実務経験のみの場合0.5年以上
②職種と同じ学科を卒業した者、または在学中の者
【2級】
①実務経験のみの場合2年以上
②職種と同じ学科を卒業した場合、高校卒業者、大学卒業者、短大、高専卒業者
専修・各種学校(厚生労働大臣指定校)卒業者で、800H以上修了者、同3,200
H以上修了者
【1級】
[2級合格者の場合]
①実務経験のみの場合2年以上
②職業訓練修了者の場合2年以上
[1級直接受検の場合]
①実務経験のみの場合7年以上
②職種と同じ学科を卒業の場合、高校卒業者6年以上、大学卒業者4年以上、
短大・高専卒業者5年以上、専修・各種学校(厚生労働大臣指定校)卒業者で、
800H以上修了者は6年以上、同3,200H以上修了者は4年以上

試験内容

〔学科〕
①庭園および公園  ②施工法  ③材料  ④設計図書 
⑤関係法規  ⑥安全衛生 ほか
〔実技〕
①作業試験:造園工事作業(竹垣製作、つくばい・縁石・飛び石・
敷石施設など級により難易度が異なる)
②要素試験:木の枝による樹種判定

資格の受験日

〔学科〕
【3級】8月上旬  【2・1級】8月下旬
〔実技〕
作業試験:7月下旬
要素試験:【3級】8月上旬  【2・1級】8月下旬

申込期間

4月上旬~中旬

資格の受験費用

〔学科〕3,100円
〔実技〕15,700円(各税込)