資格の内容

医学の進歩が目覚ましい現代で、医療分野での高性能機器の進歩・導入に対応し、医学的・工学的知識をもって医療の重要な一翼を担う専門技術者を臨床工学技士と言います。
臨床工学技士の主な仕事は、病院や診療所で医師の指示に従って、人工呼吸器、血液透析装置、人工心肺装置など生命維持管理装置の操作と保守点検を行うことで、生命に関わる重要な責務です。
その為、医療分野の高性能機器の扱いなどに関する知識・能力を有するかどうかを試すための臨床工学技士という国家資格に合格したものが職務を果たせることになります。
病院や、医療機器関係などに努めることになりますが、比較的転職の機会が多く、小規模の病院で経験を積んだ後に総合病院に転職する方が多いようです。
ペースメーカー、人工呼吸器、血液浄化装置など生命維持装置の取り付け、取り外し・点検などを行うほか、手術室やICUで医師の治療をサポートする役目も担っています。

受験資格

・大学入学有資格者で、指定の臨床工学技士養成所等で3年以上知識・技能の修了した者。
・大学等で、指定科目を修了し1~2年以上就業し、指定の臨床工学技士養成所等で1~2年以上勉強し、知識・技能を修得した者。
・大学で、厚生大臣の指定する25科目を修了し卒業した者。など

資格の受験日

3月上旬頃

試験会場

北海道、東京、大阪、福岡

申込期間

1月上旬~下旬頃まで

資格の受験費用

30,900円