資格の内容

経理実務担当者として、コンピュータ会計ソフトの処理技術や情報活用等の技能を有することを認定する民間資格です。なお、コンピュータ会計能力検定は、入力処理とチェックに重点を置いた「初級」、「3級」、「2級」、そして、意思決定支援に有用な情報を提供できるスキルを認める「1級」までの4つのレベルで構成されています。試験では、企業で実際に利用している会計ソフトを使用し、会計事務の日常処理に重点を置いていることから、「何ができるか」をアピールできる資格であるといえます。

受験資格

制限なし。

試験内容

試験は、筆記およびコンピュータ操作によって行なわれ、次のような内容について問われます。
【初級】
①会計ソフトの基本的操作
②仕訳と起票
③試算表のしくみ
④帳簿の種類と体系
⑤現金の出納に関する日次処理
⑥仕入れに関する日次処理など
【3級】
①商取引の基礎知識
②財務諸表の基礎知識
③入出金処理
④残高照合
⑤月次決算
⑥売上状況
⑦代金回収状況のチェックなど
【2級】
①会計ソフトの知識
②法人税・消費税等の知識
③導入処理
④年次決算
⑤繰越処理
⑥予算管理
⑦経営分析
⑧損益分岐点分析など
【1級】
①資金管理(見積実績比較資金繰り表)
②キャッシュフロー分析
③キャッシュフロー計算書
④利益計画(セグメント別損益計算書)など

資格の受験日

年2回(7月、12月)
※社団法人全国経理教育協会のWebサイトにてご確認ください。

試験会場

当協会が指定した全国各地の専門学校
※社団法人全国経理教育協会のWebサイトにてご確認ください。

申込期間

【7月】6月上旬~6月下旬
【12月】10月中旬~11月中旬
※社団法人全国経理教育協会のWebサイトにてご確認ください。

資格の受験費用

【初級】2,000円
【3級】3,500円
【2級】6,000円
【1級】8,000円