資格の内容

技術士は、科学技術の高度な専門応用能力を必要とする事項について、計画・研究・設計・分析・試験・評価,またはこれらに関する指導業務を行なうことのできる技術コンサルタント資格です。なお、技術士補とは、文部科学省が毎年実施する「技術士法」に基づく国家試験(「技術士第一次試験」)に合格し、登録した者に与えられる称号です。技術士補の資格を取得することで、技術士となるために必要な技能を修習するため、技術士を補助することのできる知識を有する者として認められます。

受験資格

制限なし。

試験内容

基礎科目、適性科目、共通科目および専門科目についての筆記試験が行なわれます。
●基礎科目:科学技術全般にわたる基礎知識を問う問題
①設計・計画に関するもの(設計理論、システム設計等)
②情報・論理に関するもの(アルゴリズム、情報ネットワーク等)
③解析に関するもの(力学、電磁気学等)
④材料・化学・バイオに関するもの(材料特性、バイオテクノロジー等)
⑤技術連関(環境、エネルギー、品質管理、技術史等)
●適性科目
技術士法第4章(技術士等の義務)の規定の遵守に関する適性について問う問題
●共通科目
数学、物理学、化学、生物学、地学のうち、あらかじめ選択する2科目について、技術士補として必要な共通的基礎知識を問う問題
●専門科目
20技術部門のうち、あらかじめ選択する1技術部門についての基礎知識および専門知識を問う問題
※詳細については、社団法人日本技術士会のWebサイトをご確認ください。

資格の受験日

技術士第一次試験の受験日は、年1回(10月中旬)
※社団法人日本技術士会のWebサイトをご確認ください。

試験会場

北海道、宮城、東京、神奈川、新潟、石川、愛知、大阪、広島、香川、福岡、沖縄
※社団法人日本技術士会のWebサイトをご確認ください。

申込期間

インターネット:6月上旬~下旬
郵送・窓口:6月上旬~7月中旬
※社団法人日本技術士会のWebサイトをご確認ください。

資格の受験費用

11,000円(技術士第一次試験の受験費用)