資格の内容

財団法人日本編物検定協会の実施する、編物技能を判定するための文部科学省後援の検定試験です。試験には「毛糸」と「レース」の2部門があり、「毛糸編物技能審査基準」と「レース編物技能審査基準」に従って判定されます。なお、毛糸部門には、5級から1級の5つのレベル(レース部門は3級から1級の3レベル)が設けられています。1級合格には、指導力を併せもつ専門知識と技術が必要となり、この1級を取得することで、編物教室を開講することも可能となります。

受験資格

制限なし。

試験内容

試験は、各級とも理論試験と実技試験で構成されており、次のような内容が問われます。
「毛糸編物技能検定試験」
【5級】
毛糸編物の最も基礎的な技能と知識
【4級】
毛糸編物の基礎的な技能と知識
【3級】
毛糸編物の基礎的な技能と知識を持ち、それを応用できる
【2級】
毛糸編物の専門的な技能と知識を持ち、指導者補佐ができる
【1級】
毛糸編物の専門的な技能と知識を持ち、指導ができる
なお、編物技能検定試験の出題範囲の詳細については、出題範囲をまとめたテキスト「受験の手引」が発行されており、こちらで確認することができます。詳細については、財団法人日本編物検定協会のWebサイトにてご確認ください。

資格の受験日

年1回(9月の第3日曜日)
※財団法人日本編物検定協会のWebサイトにてご確認ください。

試験会場

全国各地(財団法人日本編物検定協会が指定した会場)
※財団法人日本編物検定協会のWebサイトにてご確認ください。

申込期間

6月上旬~9月上旬。なお、申し込み前に、協会事務局宛てに願書を請求する必要があります。詳細については、財団法人日本編物検定協会のWebサイトにてご確認ください。

資格の受験費用

【5級(毛糸)】
2,000円(小・中・高校生は半額)
【4級(毛糸)】
3,000円(小・中・高校生は半額)
【3級(毛糸・レースとも)】
4,000円
【2級(毛糸・レースとも)】
6,000円
【1級(毛糸・レースとも)】
9,000円