資格の内容

定期的に建築設備(換気設備、排煙設備、非常用の照明装置、給水設備及び排水
設備)の安全確保のための検査を行い、その結果を特定行政庁へ報告する制度の
定期検査を行うことができる。国家資格です。

受験資格

次の(1)~(9)までのいずれかに該当する方
(1)学校教育法による大学(短期大学を除く)において、正規の建築学、機械
工学若しくは電気工学又はこれらに相当する課程を修めて卒業した後、建築設備に
関して2年以上の実務の経験を有する者
(2)学校教育法による短期大学において、正規の建築学、機械工学若しくは電気
工学又はこれらに相当する修業年限3年の課程を修めて卒業した後、建築設備に
関して3年以上の実務の経験を有する
(3)前号に該当する者を除き、短期大学又は学校教育法による高等専門学校に
おいて、正規の建築学、機械工学若しくは電気工学又はこれらに相当する課程を
修めて卒業した後、建築設備に関して4年以上の実務の経験を有する者
(4)学校教育法による高等学校又は中等教育学校において、正規の建築学、機械
工学若しくは電気工学又はこれらに相当する課程を修めて卒業した後、建築設備に
関して7年以上の実務の経験を有する者
(5)建築設備に関して11年以上の実務の経験を有する者
(6)建築行政に関して2年以上の実務の経験を有する者
(7)建築士法施行規則第17条の18に規定する建築設備士の資格を有する者
(全科目の受講を希望する場合)
(8)前各号と同等以上の知識及び経験を有する者
(9)一級建築士、二級建築士又は建築基準適合判定資格者の資格を有する者

試験内容

1.建築設備定期検査制度総論
2.建築設備に関する建築基準法令
3.建築学概論
4.換気・空気調和設備
5.排煙設備
6.電気設備
7.給排水衛生設備
8.建築設備の耐震規制・設計指針
9.建築設備定期検査業務基準
10.建築設備に関する維持保全
11.修了考査