資格の内容

海外におけるマナーや習慣の違いを認識し、旅行や観光に関連する専門用語、慣用表現、国際的な常識などの知識を有していることを認定する資格です。観光英語検定は、全国語学ビジネス観光教育協会の実施する民間資格で、1級から3級までの3つのレベルで構成されています。なお、すべての級で、空港、交通、ホテル、観光、ショッピングなどの実際に起こりうる場面を想定した出題傾向がとられています。また、観光に必須の文化(国内外・異文化)、地理、歴史についての知識も問われます。

受験資格

制限なし。

試験内容

試験では、以下の内容について問われます。
【1級】(観光、旅行業に必要な実務英語)
①海外で日本人客を接遇し、英語で添乗業務が出来る。
②国内で外国人に観光地や名所旧跡等を英語で通訳ガイドが出来る。
③国内のホテルや他の場所で外国人に英語で充分な接遇が出来る。
④海外における風俗習慣や国際儀礼等の異文化を英語を介して理解、かつ紹介出来る
【2級】(観光、旅行業に必要となる基本的な英語および英語による日常会話)
①海外で個人旅行をする時、個人で旅程を組み、乗り物やホテルの予約、また単独で観光や買物等を英語で対処することが出来る。
②国内で外国人に観光地や名所旧跡等を英語で紹介出来る。
【3級】(観光、旅行に必要となる初歩的な英語および英語による日常会)
①海外グループ旅行の時、少数の同僚と一緒に英語を使って行動することが出来る。
②国内で外国人に道案内やパンフレット類を英語で説明出来る。
※詳細については、全国語学ビジネス観光教育協会のWebサイトをご確認ください。

資格の受験日

【1級】年1回(1次試験:10月下旬、2次試験:12月中旬)
【2級】年1回(10月下旬)
【3級】年1回(10月下旬)
※全国語学ビジネス観光教育協会のWebサイトをご確認ください。

試験会場

【1級】
1次試験:札幌、仙台、宇都宮、東京、新潟、熱海、名古屋、大阪、高松、福岡、沖縄
2次試験:札幌、東京、大阪
【2級・3級】
盛岡、郡山、水戸、前橋、千葉、横浜、富山、長野、静岡、浜松、豊橋、京都、神戸、岡山、広島、徳島、松山、高知、熊本、大分、鹿児島
※全国語学ビジネス観光教育協会のWebサイトをご確認ください。

申込期間

6月上旬~9月上旬
※全国語学ビジネス観光教育協会のWebサイトをご確認ください。

資格の受験費用

【1級】10,000円
【2級】4,500円
【3級】3,500円