資格の内容

全日本情報学習振興協会が主催する、個人情報保護法の理解と有効活用、安全確保のエキスパートを認定する民間試験です。試験では、個人情報保護法に従い、個人情報の概念から情報のリスクと安全確保、利用制限、保護対策などについて問われます。個人情報保護士認定試験は、個人情報保護関係での唯一の資格で、個人情報についての管理・運営・活用を行なえる知識・能力を有していることが認められると共に、企業内での実際の仕事にも役立ちます。

受験資格

制限なし。

試験内容

【個人情報保護の総論】
①個人情報保護法の背景と取り組み
・個人情報保護法の歴史 、OECD勧告、OECDの8原則
・個人情報に関連する事件、事故、個人情報が漏洩する原因(人的・物理的・技術的・管理的)
・各種認定制度、プライバシーマーク
②個人情報保護法の理解
・個人情報の定義と分類、個人情報の定義
・個人情報取扱事業者、個人情報取扱事業者の定義
・条文に対する知識と理解、関連法の概要(条文4-14、32-36、51-59)
【個人情報保護の対策】
①リスク分析
・脅威と脆弱性に対する理解、脅威への認識
・脆弱性に対する認識
・ソーシャルエンジニアリング
②組織的・人的セキュリテ
・組織体制の整備、プライバシーポリシーの策定
・人的管理の実務知識、従業員との契約
③情報システムセキュリティ
・技術的管理の実務知識、ユーザIDとパスワードの管理
④オフィスセキュリティ
・物理的管理の実務知識、外部からの入退館管理

資格の受験日

年4回(6月、9月、12月、3月)
※財団法人全日本情報学習振興協会のWebサイトをご確認ください。

試験会場

東京、札幌、函館、仙台、郡山、大宮、横浜、浜松、名古屋、津、京都、大阪、岡山、広島、松江、小倉、福岡、熊本、大分、鹿児島
※財団法人全日本情報学習振興協会のWebサイトをご確認ください。

申込期間

【6月】3月中旬~4月下旬
【9月】6月中旬~8月上旬
【12月】9月中旬~10月下旬
【3月】 12月中旬~2月上旬
※財団法人全日本情報学習振興協会のWebサイトをご確認ください。

資格の受験費用

10,500円