資格の内容

旅行地理検定協会の実施する、日本の地勢と環境、観光地・観光資源の名称などの知識を認定する民間資格です。国内旅行地理検定には、1級から4級の4つのレベルに分かれており、レベルに応じた旅行地理についての知識・教養が判定されます。国内旅行業務取扱主任者の実務試験にも役立ちます。なお、4級については、高校生・専門学校生・大学生を対象としていますが、一般の受験も可能で、初めて受験する場合は4級の受験が推奨されています。また、旅行地理検定協会Webサイト内の「旅行地理検定 ちょっと体験」にて、旅行地理検定試験の模擬試験を無料で受けることができるので、受験を検討される前に確認してみると良いでしょう。

受験資格

制限なし。(ただし、4級は、高校生・専門学校生・大学生を対象としている。)

試験内容

【1級】
国内の旅行地理について豊富な知識を有し、プロとして高度な旅行案内業務ができるかどうかを判定する試験。主な観光ポイント約2,000個所から180問出題される。
【2級】
国内の旅行地理について標準以上の知識を有し、観光地全般にわたり旅行案内業務ができるかどうかを判定する試験。主な観光ポイント約1,200個所から120問出題される。
【3級】
国内の旅行地理について標準的な知識を有し、主要な観光地の旅行案内業務ができるかどうかを判定する試験。主な観光ポイント約400個所から90問出題される。
【4級】
国内の旅行地理について初歩的な知識を有しているかどうかを判定する試験。主な観光ポイント200個所から70問出題される。

資格の受験日

年2回(6月、12月)
※旅行地理検定協会のWebサイトにてご確認ください。

試験会場

札幌、仙台、東京、名古屋、大阪、福岡(旅行地理検定協会が指定した会場)。なお、インターネットによるオンライン試験もあります。
※旅行地理検定協会のWebサイトにてご確認ください。

申込期間

【6月】
4月初旬~5月初旬
【12月】
10月初旬~11月初旬
※旅行地理検定協会のWebサイトにてご確認ください。

資格の受験費用

【1級】
会場試験:3,500円(1級のインターネット試験はありません。)
【2級】
会場試験:3,000円
インターネット試験:2,500円
【3級】
会場試験:2,500円
インターネット試験:2,000円
【4級】
会場試験:2,500円
インターネット試験:2,000円