資格の内容

ガス工作物の工事、維持、運用時の保安について、必要な知識及び技能を有することを認める資格です。ガス主任技術者試験に合格することにより、ガス主任技術者免状が交付されます。
ガス主任技術者免状には、甲種、乙種、丙種の3種あり、ガス事業者は、法律により、事業場ごとにガス主任技術者の資格取得者を監督として置くことが義務づけられています。なお、工作物の工事、維持、運用時の保安についての監督をする場合、免状の種類によって、監督することができる範囲が異なってきます(ガス事業法施行規則第37条に則る)。

受験資格

制限なし。

試験内容

試験は、甲種・乙種・丙種とも、筆記試験によって行なわれます。
試験科目は、「ガス事業関係法令(保安に関するものに限る。)」、「ガスに関する物理及び化学理論」、「ガス工作物の工事、維持及び運用に関する技術」、「ガス工作物の構造及び機能」、「ガスの成分分析及び熱量等の測定」、「ガス器具の構造及び機能」の範囲内で出題され、ガス技術科目については、製造、供給、消費の分野で構成されます。なお、科目別の出題範囲は、甲種、乙種、丙種によって異なります。

資格の受験日

年1回(9月下旬)

試験会場

北海道、宮城県、東京都、愛知県、富山県、大阪府、広島県、香川県、福岡県、沖縄県の各地で実施されます。なお、試験会場の詳細については、財団法人日本ガス機器検査協会のWebサイトをご確認ください。

申込期間

毎年5月下旬~6月中旬。
※詳細については、財団法人日本ガス機器検査協会のWebサイトをご確認ください。

資格の受験費用

12,700円