資格の内容
ステンレス鋼製品の普及に伴い、技術者のスキルアップのために、日本溶接協会
とステンレス協会が共同で始めた検定である。
試験は、実作業者の技術の程度をJIS企画に照らし合わせて合否を判定する
もので、知識と優れた技術が必要とされている。
受験資格
資格の区分は次の3つがあり、またそれぞれが分類されていて、合計19種類の
技能者資格がある。
【被覆アーク溶接〔基本級・専門級〕】
【ティグ溶接〔基本級・専門級〕】
【溶極式アーク溶接〔基本級・専門級〕】
〔基本級〕3カ月以上溶接技術を習得した15歳以上の者
〔専門級〕6カ月以上溶接技術を習得した15歳以上の者で、原則として、基本級
の資格をもつ者。
試験内容
<学科>
①ステンレス鋼の種類と性質
②ステンレス鋼溶接材料
③溶接施工法
④溶接部の検査
<実技>
ステンレス鋼を材料として、被覆アーク溶接、ティグ溶接、ミグ半自動溶接で
行われる。
〔基本級〕の溶接姿勢は下向きで、〔専門級〕の溶接姿勢は下向き、立向き、
横向き、上向きの全姿勢で行う。
資格の受験日
地区ごとに毎月実施される。
申込期間
試験日の35日までです。
資格の受験費用
種目により異なります。