資格の内容
飼料の選択、育成方法など、畜産技術も年々進歩している。
総括畜産コンサルタントは、畜産農家の経営や技術、ノウハウについて診断し
指導するアドバイザー。
主に各都道府県畜産会に所属し、農家の要請などに応じて各農家に派遣される。
試験は書類審査と面接で行われる。
受験資格
大学または短大で次にあげる課程のいずれかを修めて卒業した者で、専門項目
に関する業務に下記①②の期間従事した者。
農業または林業に関する正規の課程>:(専門項目)畜産、獣医、飼料生産、
土壌肥料、病害虫、農林気象、農業機械、農業土木、畜産経営、農業経済、
造林、林業経営、その他畜産に関する項目
法学、経済学、経営学または商学の正規の課程>:(専門項目)法律、経営、
会計、簿記
工学の正規の課程>:(専門項目)畜舎その他の畜産用建物、畜産用機械
①大学卒業者:最近18年のうち15年以上
②短大卒業者:最近21年のうち18年以上
③上記の学歴をもたないが都道府県知事が認めた者
試験内容
[書類審査] 業績報告書と論文
論文はA・B課題から1つを選択する。以下は2003年度の場合
A課題:「あなたがこれまでに行ってきた畜産経営の支援・指導活動あるいは
行政活動の中で印象に残った事項(成功・失敗は問わない)について記述し、
その過程で得られた経験を今後の畜産経営の支援・指導活動にどのように生かし
ていくか具体的に述べなさい」
B課題:「あなたがこれまでに行ってきた技術開発、技術指導活動(家畜飼養・
管理、家畜改良、草地・飼料、家畜衛生、環境保全、畜産物流通。利用等)に
ついて記述し、それを今後の畜産経営の支援・指導活動の中でどのように生かし
ていくか具体的に述べなさい。
[面接] 書類審査の合格者のみに実施
資格の受験日
[面接] 2月中旬
資格の受験費用
無料