資格の内容
ガス溶接に携わるすべての技術者のための国家資格です。可燃性ガスと酸素を用いて行う金属の溶接・溶断・加熱の作業に従事する者は、労働安全衛生法により、ガス溶接技能講習を受講・取得することが義務づけられています。
労働安全衛生法に定めるガス溶接技能講習では、学科講習と実技講習を受講(2~3日間)し、資格取得には、学科講習修了後に行なわれる修了試験に合格する必要があります。 なお、規模の大きなアセチレン溶接装置やガス集合溶接装置などを扱う場合は、上級資格にあたる「ガス溶接作業主任者」の免許を取得する必要があります。
受験資格
満18歳以上
試験内容
ガス溶接技能講習の学科講習と実技講習を受講し、学科の修了試験に合格する必要があります。学科講習では、「設備の構造・取扱いの知識」、「可燃性ガス及び酸素の知識」、「関係法令」についての講義(8時間)が行なわれ、実技講習では、「ガス溶接等の設備の取扱い」についての講義が行なわれます。なお、修了試験は、法令上、学科についてのみ行えばよいことになっているため、一般的に、試験は学科のみとなります。
資格の受験日
都道府県労働局長が指定した教習機関の定めた日時(一般的に、学科講習1日、実技講習1日の2日間。)
※都道府県労働局安全課または各労働基準監督署、各都道府県の労働基準協会にお問い合わせください。
試験会場
全国各地(都道府県労働局長が指定した教習機関)
※都道府県労働局安全課または各労働基準監督署、各都道府県の労働基準協会にお問い合わせください。
申込期間
都道府県労働局長が指定した教習機関の定めた日時
※都道府県労働局安全課または各労働基準監督署、各都道府県の労働基準協会にお問い合わせください。
資格の受験費用
ガス溶接技能講習の受講費用は、都道府県労働局長が指定した教習機関によって異なります。(約10,000円)