資格の内容

ひと口に乾燥設備といっても、乾燥させる対象物によって小型のものから大型
のものまで多種多様であり、加熱に用いる熱源も固体・液体・気体と一様では
ない。
操作には、専門知識と同時に体力も要求されハードだが、需要の多い分野でも
ある国家資格です。

受験資格

18歳以上の者で、次のいずれかの該当者
①乾燥設備の取扱い作業に5年以上従事した経験をもつ者
②大学または高専の理科系卒業者で、その後1年以上乾燥設備の設計、製作検
または取扱い作業に従事した経験をもつ者
③高校の理科系卒業者で、その後2年以上乾燥設備の設計、製作検査または
取扱い作業に従事した経験をもつ者

試験内容

①乾燥設備およびその付属設備の構造と取扱いに関する知識(乾燥設備の種類
と構造、熱源の概要、加熱装置の種類・構造と取扱い、換気装置・温度調整
装置・温度測定装置・安全装置その他の付属設備の構造と機能および取扱い)
②乾燥設備、その付属設備等の点検整備および異常時の処置に関する知識
(乾燥設備の構造部分・加熱装置と換気装置・温度調整装置・温度測定装置・
安全装置その他の付属設備の点検整備と異常時の応急処置、乾燥設備の設置
場所などの点検整備)
③乾燥作業の管理に関する知識(熱源の危険性、乾燥物の性状および危険性、
乾燥の方法と乾燥後の処置、爆発・火災・中毒等の防止、作業標準、可燃性
ガス等の検知の方法)
④関係法令(労働安全衛生法・労働安全衛生法施工令・および労働安全衛生
規則中の関係条項)

資格の受験日

各登録教習機関によって異なる。

資格の受験費用

各登録教習機関によって異なる(7,000円程度)