資格の内容

豊かな食生活は、生活そのものに潤いを与え、人を元気に楽しくする。
「食」に対する関心が高まっている昨今、確かな腕をもつ調理師を求める
声は多い。この国家試験に合格すると、「専門調理師」「専門技能士」と
称することができ、調理学校の教員資格も取得できる。

受験資格

①実務経験による者:実務経験8年以上(うち調理師の免許を有していた
期間3年以上)
②厚生労働大臣の指定する調理師養成施設で1年以上調理に関する学科を
修めて卒業した者:調理に関する学科を修めた期間を含めて実務経験7年以上
(うち調理師の免許を有していた期間3年以上)
③職業能力開発促進法に基づき、調理に関し専門課程の高度職業訓練または
普通課程の普通職業訓練を修了した者:普通職業訓練または高度職業訓練を
受けた期間を含めて実務経験7年以上(うち調理師の免許を有していた期間
3年以上)

試験内容

試験は前期・後期に分けて実施され、以下の6区分がある。
前期:①すし料理 ②中国料理 ③給食用特殊料理
後期:①日本料理 ②西洋料理 ③麺料理
〔学科〕
各区分の調理に関する知識
①調理一般
②調理法
③材料
④食品衛生
⑤公衆衛生
⑥食品
⑦栄養
⑧関係法規および安全衛生
〔実技〕
各区分の調理作業と盛り付け作業など

資格の受験日

前期:7月下旬~8月下旬(6月に実技試験に関する問題を公表)
後期:1月下旬~2月下旬(12月に実技試験に関する問題を公表)

申込期間

前期:4月中旬~5月上旬
後期:9月中旬~10月上旬

資格の受験費用

〔学科〕 3,700円
〔実技〕18,800円(各税込)