資格の内容

地質コンサルタント業務において必要とされる管理技術者、照査技術者として、
業務に関する技術上の事項を処理し、または業務成果の照査の任に当たるものです。

受験資格

下記のいずれかに該当する者
・大学院修了者(修士課程/博士課程前期修了者)は、修了後11年以上の実務経験
年数。なお、博士課程/博士課程後期修了者は、その在学期間を実務経験年数とみ
なします。
・大学卒業者は、卒業後13年以上の実務経験年数。
・短大および5年制高等専門学校卒業者は、卒業後15年以上の実務経験年数。
・高等学校卒業者は、卒業後17年以上の実務経験年数。
・中学校卒業者は、卒業後20年以上の実務経験年数。

試験内容

〔筆記試験〕
1)「問・I」
自己の専門とする技術部門の業務経験
2)「問・II」
業務関連法制度、技術者倫理及びその他建設一般
3)「問・III」
業務遂行のための業務管理技術力
4)「問・IV」
・土木関連共通基礎技術知識、
・受験する専門技術部門の専門技術知識
・専門分野(下記の専門分野から選択する)
01 河川、砂防及び
海岸・海洋部門 治水利水計画、ダム、河川改修、河川構造物、河川砂防その他の
河川に関する事項、地すべり防止に関する事項、海岸保全計画、海岸砂防、海岸
堤防及び護岸その他の海岸・海洋に関する事項
02 港湾及び空港部門 港湾計画、外郭施設、係留施設、臨港交通施設、荷さばき
施設、水域、しゅんせつその他の港湾に関する事項、空港計画、滑走路、誘導路
その他の空港に関する事項
03 電力土木部門 電源開発計画、ダム、水路構造物(水路、沈砂池、水槽、水圧管
路、門扉等)送変電施設、取放水施設、冷却水施設、洞道その他の電力土木に関す
る事項
04 道路部門 道路計画、道路構築、道路構造物、道路付帯施設その他の道路に関す
る事項
05 鉄道部門 鉄道計画、線路、鉄道構造物、停車場、モノレール鉄道、鋼索鉄道
その他の鉄道に関する事項
06 上水道及び
工業用水道部門 上水道計画、工業用水道計画、取水、導水、送配水、浄水、水処理、
さく井その他の上水道及び工業用水道に関する事項
07 下水道部門 下水道計画、下水渠、下水処理、廃水処理その他の下水道に関する
事項
08 農業土木部門 かんがい排水、圃場整備、農村整備、農用地開発、干拓、農地保
全その他の農業土木に関する事項
09 森林土木部門 治山、林道、森林環境保全その他の森林土木に関する事項
10 造園部門 都市及び地方計画で造園部門に関する事項
11 都市計画及び、地方計画部門 都市構成、土地利用、都市交通施設、公園緑地、
区画整理その他の都市及び地方計画に関する事項
12 地質部門 土木地質(線路、ダム、トンネル、基礎地盤等)、鉱山地質、防災地
質、水理地質、地熱及び温泉その他の応用地質に関する事項、物理探査、科学探査、
試すいその他の探査技術に関する事項
13 土質及び基礎部門 土質並びに土構造物及び基礎に関する事項
14 鋼構造及び、コンクリート部門 鉄骨構造、鉄筋コンクリート構造、コンクリート
構造、セメント製品その他の鋼構造及びコンクリートに関する事項
15 トンネル部門 トンネル計画、換気、潜函工法、シールド工法、沈埋工法その他
のトンネルに関する事項
16 施工計画、施工設備、及び積算部門 施工計画、施工管理、施工設備、施工機械
その他の施工に関する事項、施工方法、仮設計画及び工程計画に基づいた積算及び
工事原価管理に関する事項
17 建設環境部門 建設事業における自然環境及び生活環境の保全及び創出、並びに
環境影響評価に関する事項
18 機械部門 ポンプ、圧縮機、送風機その他の流体機械に関する事項、土工機械、
コンクリート機械、舗装機械、作業船、さく岩機、破砕機、コールカッタ、選炭機、
クレーン、コンベヤ、エレベータ、フォークリフト、策道その他の建設、鉱山、
荷役及び運搬機械に関する事項
19 水産土木部門 漁場計画、漁港構造物、沿岸漁場計画、沿岸漁場構造物その他の
水産土木に関する事項
20 電気電子部門 道路、河川、下水道等の各事業における電気通信に関する調査、
企画、立案、工事の設計、管理等に関する事項
21 廃棄物部門 廃棄物処理計画に関する調査、企画、立案、環境影響評価若しくは
助言又は廃棄物処理施設に関する工事の設計・管理その他の廃棄物に関する事項

資格の受験日

年1回