資格の内容

交通事故や心臓病など、緊急を要する傷病者を運ぶ救急用自動車等に同乗して、
医師の指示のもとで、輸液や気道の確保などの救急救命処置を行うことができる
仕事の国家資格。

受験資格

①大学入学資格を有する者で、文部科学大臣が指定した学校または厚生労働大臣
が指定した救急救命士養成所(以下「養成所」という)において2年以上救急救命
士として必要な知識および技能を修得した者。
②大学等で1年(高等専門学校では4年)以上修業し、指定科目を修めた者で、
養成所において1年以上、知識および技能を修得した者。
③大学(短期大学を除く)において指定科目を修めて卒業した者
④消防法に規定する救急業務に関する講習で厚生労働省令で定めるものの課程を
修了し、5年以上(あるいは、救急活動を行った時間が2,000時間以上)救急業務
に従事した者であって、養成所において1年(厚生労働省令で定めるものにあたっ
ては、6カ月)以上、救急救命士として必要な知識および技能を修得した者
上記①~④は卒(修)業見込みの者も受験申し込みは可能
⑤外国の養成所を卒業した者、または外国で免許を受けた者で、厚生労働大臣が上記と同等以上の知識および技能を有すると認定した者
⑥法施行の際(平成3年8月15日)、現に救急救命士として必要な知識および技能の修得を終えている者(看護師免許所持者)、または修得中でこの法律の施行後にその修得を終えた者で、厚生労働大臣が①~⑤の者と同等以上の知識および技能を有すると認定した者

試験内容

①基礎医学(社会保障・社会福祉・患者搬送を含む)
②臨床救急医学総論
③臨床救急医学各論Ⅰ(臓器器官別臨床医学)
④臨床救急医学各論Ⅱ(病態別臨床医学)
⑤臨床救急医学各論Ⅲ(特殊病態別臨床医学)

資格の受験日

9月と3月の年2回

資格の受験費用

33,600円