資格の内容

赤十字水上安全法救助員とは、マリンレジャーでの水難事故などの緊急事態に
応急措置をする方法などに関する知識・能力を有するかどうかを試すための
資格試験で、民間資格とされています。
日本赤十字社の事業として行われる水上安全法救助員養成講習は、児童を引率
する教師から、スポーツクラブのインストラクター、レジャーボート愛好者など、
受講者が多彩になってきている。

受験資格

【救助員養成講習】満18歳以上で、次の泳力を備えている者
①クロール・平泳ぎ:それぞれ100m以上。そのうちどちらか1種目は500m以上
②横泳ぎ:25m以上
③潜行:15m以上
④立泳ぎ:3分以上
⑤飛び込み:1m以上
【一般講習】満15歳以上の者
【指導員養成講習】満20歳以上で、現に有効な救急法救急員認定証および
水上安全法救助員認定証を有している者。

試験内容

【救助員養成講習】18時間
①赤十字水上安全法について
②水と生活
③水の事故防止
④泳ぎの基本と自己保全
⑤救助
⑥応急手当
(その他、自然水域における必要科目の講習が別に12時間ある)
※全日程参加者に受講証を交付。検定に合格した者に水上安全法救助員認定証
を交付する(有効期間は3年)
【一般講習】6時間
①赤十字水上安全法について
②水と生活
③水の事故防止
④泳ぎの基本と自己保全
⑤救助
⑥応急手当
【指導員養成講習】30時間
日本赤十字社のボランティアとして、水上安全法救助員養成講習などの指導に
あたる人材を養成するものである。
①赤十字について
②赤十字水上安全法講習について
③指導員の役割について
④指導法

資格の受験日

日本赤十字社各都道府県支部ごとに計画・実施のため、講習会ごとに異なる。

申込期間

日本赤十字社各都道府県支部ごとに計画・実施のため、講習会ごとに異なる。

資格の受験費用

無料(ただし、教材費は実費負担)