資格の内容

計量に関する専門的な知識と技術を有することを認定する国家資格です。計量士には、濃度の計量および計量管理を行なう「環境計量士(濃度関係)」、音圧レベルおよび振動加速度レベルの計量および計量管理を行なう「環境計量士(騒音・振動関係)」、濃度、音圧レベルおよび振動加速度レベル以外の物象の状態の量に係わる計量および計量管理を行なう「一般計量士」の3つの区分があり、**。なお、計量士の資格を取得するためには、計量士国家試験に合格して経済産業大臣の登録を受けるか、独立行政法人産業技術総合研究所(計量研修センター)の課程を修了し、実務経験などの所定の条件を満たしたうえで、計量行政審議会に認定される必要があります。

受験資格

制限なし。

試験内容

試験は、次の内容について、筆記試験によって行なわれます。
【環境計量士(濃度関係)】
①環境計量に関する基礎知識
②化学分析論および濃度の計量
③計量関係法規(環境・一般の共通科目)
④計量管理概論(環境・一般の共通科目)
【環境計量士(騒音・振動関係)】
①環境計量に関する基礎知識
②音響・振動概論並びに温圧レベルおよび振動加速度レベルの計量
③計量関係法規(環境・一般の共通科目)
④計量管理概論(環境・一般の共通科目)
【一般計量士】
①計量に関する基礎知識
②計量器概論および質量の計量
③計量関係法規(環境・一般の共通科目)
④計量管理概論(環境・一般の共通科目)

資格の受験日

年1回(3月上旬)
※経済産業省のWebサイト(国家試験ページ)をご確認ください。

試験会場

札幌、仙台、東京、名古屋、大阪、広島、高松、福岡、那覇
※経済産業省のWebサイト(国家試験ページ)をご確認ください。

申込期間

10月中旬~下旬
※経済産業省のWebサイト(国家試験ページ)をご確認ください。

資格の受験費用

8,500円