資格の内容

点字関係職種の専門性と社会的認知度を高め、点字の普及と質の向上を図り、
視覚障害者に的確な情報を提供することを目的として生まれた資格である。
点字の読み書きが正確・迅速であるだけでなく、福祉の基礎知識を習得し、
点字に関する卓越した知識と技術のある人に付与される。

受験資格

満18歳以上の者。

試験内容

〔学科〕2時間、四肢択一、点字で出題。解答は点字使用者は点字、墨字使用
者は墨字
①障害者福祉一般
②視覚障害に関する基礎知識
③国語の基礎知識
④点字の基礎知識
※上記の中には、障害者の実態、障害者福祉施策の現状、視覚障害者の福祉、
視覚障害者の自立と社会参加、点字の歴史、視覚障害者情報提供施設、視覚
障害者関連法律といったものが含まれる。
〔実技〕2時間30分
①点字化技能試験:墨字(普通文字、拡大文字)文を点字化する。点字使用者は
原文を音声化したものを聞いて点字化する。
②校正技能試験:点字文とその墨字(普通文字、拡大文字)原文を照合し、誤り
を点字で指摘する。点字使用者は、墨字原文を音声化したものと点字文を照合
する。
※解答には、点字器・点字タイプライター、あるいは鉛筆等のいずれかを用いる
ものとする。

資格の受験日

11月中旬。

申込期間

7月下旬~8月末日

資格の受験費用

10,000円