資格の内容
普通ボイラー溶接士は、溶接部の厚さ25mm以下のボイラー及び第一種圧力容器の溶接業務を行うことが出来ます。普通ボイラー溶接士という資格は労働安全衛生法に基づいて安全衛生技術試験協会が行う国家試験です。
ボイラー溶接士はボイラーの安全を確保するために、その知識経験を用い、ボイラー、圧力容器の製造、修理、改造、修繕などの作業に携わることができます。ボイラー溶接士には特別ボイラー溶接士と普通ボイラー溶接士の2種類あり、作業範囲が異なります。
特別ボイラー溶接士はすべての溶接作業ができ、普通ボイラー溶接士は溶接部の厚さ25ミリ以下のボイラー及び第一種圧力容器の溶接の業務と管台、フランジ等を取付ける場合の溶接の業務ができます。労働安全衛生法に規定された免許は二十数種の免許の免許がありますが、このボイラー溶接士だけが有効期限があり、更新手続が必要です。
受験資格
1年以上溶接作業の経験がある者(ガス溶接・自動溶接を除く。)
資格の受験日
年2回 9月と3月
試験会場
北海道、東北、関東、中部、近畿、中国四国、九州の各安全衛生技術センター
申込期間
試験日の2ヶ月前から2日前(郵送の場合は2週間前まで)
資格の受験費用
普通ボイラー溶接士 学科:8,300円 実技:18,900円